あなたの翡翠はどの種類?写真で簡単に見分ける方法
翡翠の種・水・色を写真や簡単なテストで見分ける方法を解説。自分の石の価値を知りたい人必見。
翡翠(ひすい)はその美しさと希少性から、多くの人に愛されている天然石です。しかし、一見似たように見えても、「種」「水」「色」によって価値は大きく異なります。この記事では、写真や簡単なテストを使って、あなたの翡翠がどのような種類かを自分で見分ける方法をご紹介します。
🔍翡翠の価値を決める「種・水・色」とは?
種(たね)=地の質感
翡翠の内部構造を表し、透明度や結晶の細かさに関わります。
- 細かい粒で均一:上質な種(老種、氷種)
- 粗くザラザラ:下位の種(新種、糯種)
水(みず)=透明感・みずみずしさ
翡翠に光がどれだけ通るかによって「水の良し悪し」が決まります。
- 高透明感:ガラス種、氷種
- 半透明〜不透明:糯種、豆種など
色(いろ)=彩度と均一性
緑だけでなく、紫、白、黒、黄など多彩な色が存在しますが、「ムラがなく鮮やか」なものほど高評価です。
📷 写真で判断するポイントとコツ
スマホで撮った写真でも、以下のポイントに注意すればおおよその見分けが可能です。
✅ 明るい自然光の下で撮影
蛍光灯の下では色や透明度が正しく判断できません。
✅ 背景は白がベスト
翡翠の色味を正確に映すには、白背景が理想です。
✅ 複数角度で撮影
光の反射で水の質感が見えるため、斜めからのアングルも忘れずに。
🧪自宅でできる簡単テスト3選
① 透光テスト(スマホのライトで確認)
翡翠をスマホのライトにかざし、どれだけ光を通すかを見ましょう。 → よく通す:氷種やガラス種の可能性
② 冷感テスト(肌に当ててみる)
天然翡翠は冷たさを長く保ちます。 → 冷たさがすぐ消える場合、樹脂加工の可能性も
③ 音のテスト(軽く叩く)
本物の翡翠同士を軽くぶつけると「カンカン」と高音が響きます。 → 濁った音なら偽物や樹脂混入の可能性あり
📈 自分で見分けた後、次にすべきことは?
自分なりに種・水・色の特徴が分かったら、次のステップを検討しましょう。
✅ 鑑定に出すべきケース
- 明らかに良質に見える(氷のような透明感、鮮やかな緑)
- 明確な用途がある(売却、保険、相続)
✅ 再評価を検討するケース
- 数年前に買ったまま放置している
- 市場価格が上がっているという話を聞いた
※ただし、鑑定は費用がかかるため、まずは自分の目で仮評価をしておくことが重要です。
🎯よくある質問(FAQ)
Q. 翡翠とジェダイトは違うものですか? → 同じものです。「ジェダイト」は鉱物名、「翡翠」は一般名称です。
Q. 色がきれいでも価値が低いことはある? → はい。色だけでなく、種(水晶の細かさ)と水(透明感)も大切です。
Q. ライトを当てたときに中に黒い線が見えるのは? → 天然翡翠に含まれるインクルージョン(内包物)の可能性が高いです。
🧭 まとめ:自分の翡翠の価値を知る第一歩を踏み出そう
翡翠の「種・水・色」は、専門知識がなくてもある程度まで見分けることができます。写真の撮り方や自宅での簡単テストを活用し、自分の石がどのランクにあるかをチェックしてみましょう。
本格的に評価したい場合は専門家への鑑定も視野に入れつつ、まずは自分で「この石はどのくらいの価値がありそうか?」と仮判断することが、翡翠の魅力を深く知る第一歩です。