履歴書・職務経歴書・自己PRの正しい書き方とNG例
マイナビ転職などの転職サイトで応募する際、「履歴書」「職務経歴書」「自己PR・志望動機」の書類提出は避けて通れません。中でも採用担当者が最初に接するのがこれらの書類であり、ここでの印象が面接の可否を大きく左右します。 しかし、書類作成に苦手意識を持つ方も多く、「何を書けばいいかわからない」「テンプレートでいいのか」「NG例はあるのか」といった疑問や不安が尽きません。 本記事では、マイナビ転職を利用する20代後半~40代の転職希望者を対象に、書類の基本から正しい書き方、そして失敗しやすいポイントまでを徹底解説します。
マイナビ転職で求められる書類の基本とは?
マイナビ転職で応募する際に主に求められるのは、以下の3つの書類です:
- 履歴書(りれきしょ):基本情報や学歴、資格などを記入する書類。
- 職務経歴書(しょくむけいれきしょ):これまでの職務内容、実績、スキルを具体的に記載する。
- 自己PR・志望動機:自身の強みや応募理由を記す文章。
これらはセットで提出することが多く、どれか一つでも不十分だと、書類選考を通過するのが難しくなります。
履歴書 vs 職務経歴書:何が違う?役割の違いを理解しよう
履歴書と職務経歴書は似ているようで役割が異なります。
履歴書の主な内容:
- 氏名・住所・連絡先
- 写真
- 学歴・職歴(年表形式)
- 資格・免許
- 志望動機
- 本人希望欄
職務経歴書の主な内容:
- 勤務先・在籍期間
- 担当業務・役職
- 実績・成果(具体的な数字が有効)
- 業務内容の詳細
- 保有スキル
つまり、履歴書は「概要」、職務経歴書は「中身の詳細」にあたります。
自己PRと志望動機の違いと重要性
この二つは混同されがちですが、目的が異なります。
- 自己PR:自分の強みや特徴、どのような価値を企業にもたらせるかを述べる。
- 志望動機:なぜその企業に応募したのか、なぜその仕事がしたいのかを伝える。
このパートで差がつくため、コピーのような文章やテンプレート感が強すぎる内容はNGです。
マイナビ公式テンプレートのダウンロード方法
マイナビ転職では、公式に推奨している履歴書・職務経歴書のフォーマットを以下の方法で入手できます。
- マイナビ転職サイトにログイン
- マイページ > 書類作成サポート を選択
- Word形式/PDF形式のテンプレートをダウンロード
履歴書の書き方:成功するポイントとフォーマット例
記入ポイント:
- 手書きとパソコン作成、どちらもOK(企業指定があれば従う)
- 誤字脱字はNG、提出前に必ず見直し
- 空欄を減らす努力を
- 西暦/和暦は統一すること
例:学歴・職歴欄の書き方
写真サイズやフォントの選び方
写真:
- サイズ:縦40mm × 横30mm
- 背景は白か薄い青
- スーツ着用、明るい表情、6ヶ月以内に撮影したもの
フォント:
- パソコン作成の場合は「MS明朝」か「MSゴシック」が一般的
- サイズは10.5~12ポイント程度が読みやすい
職務経歴書:構成と「数字で語る」テクニック
採用担当者に「具体性」「信頼性」を感じさせるには、数字を活用した表現が鍵です。
悪い例: 「営業として努力しました」
良い例: 「新規顧客を半年で20社獲得、売上前年比130%を達成」
構成パターン:
- プロジェクトごとに分ける(プロジェクト型)
- 時系列で記述(時系列型)
自身のキャリアに応じて使い分けましょう。
自己PR・志望動機:良い例・悪い例の違い
悪い例: 「御社の企業理念に共感し、応募しました。」
→具体性がなく、どの企業にも使える内容
良い例: 「前職で3年間、ECサイト運用を担当し、月間PVを約2倍に増加させた経験があります。御社の〇〇プロジェクトにおいて、マーケティング戦略の実行役として貢献できると考えています。」
→実績+応募先企業とのマッチングが見える
成功例と失敗例から学ぶ書類作成のコツ
成功する人の傾向:
- 数値や具体例で実績を説明
- 求人票と照らし合わせて内容をカスタマイズ
- 読みやすいレイアウト
よくある失敗例:
- 自己PRや志望動機が抽象的
- 空欄が多い
- 誤字脱字がある
- 長すぎて読みづらい
求人票との“つながり”が内定への近道
求人票の「応募資格」「仕事内容」「歓迎スキル」をしっかり読み込み、それに応じて書類内容を調整することで、採用担当者に「この人はうちのことを理解している」と思わせることができます。
書類選考通過率を上げるには、“相手に合わせる意識”が重要です。
まとめ:書類で差がつく!だからこそ丁寧に向き合おう
転職活動では、最初の関門である「書類選考」を突破しなければ、面接にすら進めません。履歴書、職務経歴書、自己PRといった各書類は、それぞれ役割があり、丁寧に作り込むことで自分を最大限にアピールできます。
「何から始めていいかわからない」という方も、まずはマイナビ転職のテンプレートを活用し、この記事で紹介したポイントを押さえて書類作成に取り組んでみてください。
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